
はい。今日は日曜日の雑談を始めたいと思います(/・ω・)/

よろしくお願いします( `・∀・´)ノヨロシク

先週ね、シルバーリボンの記事が書いてもらってね、2人で応援してる活動なんですけれども、社会の偏見や差別っていうのにをなくすために、私たちにできることは何かっていうことを考えたいんですよね。

ほうほう

うん。私たち障害を持った人たちにとって、社会の偏見や差別っていうのはすごく大きな問題であるっていうふうに感じているんですけど。

そうですね。確かに僕もそう思います。

それで、私たちにできることは何かって考えた時にどう思いますか。

でもやっぱ僕は、自分にできることってそんなにないんじゃないかなって思ってて。
精神疾患はないけど、精神疾患を持ってる人の偏見をなくしたいって思ってくれる方が、なんかもう率先して「なくそうよ」って言ってくれれば、それこそ社会のからの偏見ってなくなりそうな気がするんですけど。
精神疾患を持ってる人自身がなくしてほしいって言っても、偏見を持ってる人って聞く耳持ってくれない気がしてるんですよね。

なるほどですね。うん。精神疾患を持った人から、社会に向けて、精神疾患に対する偏見をなくしてほしいっていうことがなかなか難しいと。

そうですね。だから、やっぱ精神疾患の偏見をなくそうって普及啓発活動をしてくれてるシルバーリボンとかっていうのは、すごく頼りになるような存在なのかなっていう風に思ってます。

なるほどですね。私としては、社会の偏見、差別って考えた時に、大きく分けて精神疾患について言うと、社会と言っても、精神疾患を持たない人と、精神疾患を持ってる人、その2つに分かれると思うんですよね。

なるほど。精神疾患の観点から言うとそうですね。

うん。それで、社会の偏見をなくすって考えた時に、精神疾患を持たない人の障害に対する偏見や差別をなくすことも必要で、シルバーリボンジャパンが頑張ってくれていますよね。
そういった、偏見や差別を持ってる人たちが社会にはいるものとして、その人たちが偏見や差別をなくすっていうことは必要ではあると思うんですけれども。
私がちょっと自分で何ができるかって考えた時に思いついたのが、精神疾患を持ってる人たちの自身に対する偏見や差別っていうところをなくしていくことも、社会の偏見や差別をなくしていくことっていうことに関しては大切なのかなと思いました。

なるほど。なんか、精神疾患を持ってる人が、例えば自分の精神疾患に対してこういうイメージがあるとか、こうなんじゃないかっていう思い込みに関してってことですかね。

そういうことです。これをセルフスティグマっていう言い方をするんですけれども。
はい。社会の差別や偏見を自分の中に内面化してしまうことを言うんですよね。

なるほど。

で、社会の実際にある偏見や差別を自分に当てはめてしまって、障害があるから自分は健常者よりも価値がないとか。あるいは、障害があるから劣っているとかっていう偏見を持ってしまうんですよね。

なんかこう、社会に変わってほしいって思う気持ちがある反面、じゃあ自分はどうなのかって自分を見つめ直してみてもらって、障害者に対する偏見、それは自分に対する偏見にもなっちゃうと思うんですけど、そういうものがあるんじゃないかっていう話ですかね。

そうです。まさにそういうことで。あともう1つ強く言いたいのが。
はい。社会にはこういう偏見や差別があるだろうっていう想像に注意してほしいですね。

なるほどなるほど。

それが、セルフスティグを強くしてしまっていると思うんですよね。

なるほど!!

僕が入院中に会った当事者の子が、「自分は精神疾患を持っていて、辛い過去があるけど、それを人には絶対話さない」と言ってたんですよね。理由は、周りの人がどう思うかわからないし、本当に信用できる人にしか言えないから。で、その信用できる人に対しても、今まで嘘をついていたことを謝らなきゃいけないって話してて。僕は、大学に看護学部があったのもあって、入学してすぐに「実は僕、統合失調症なんだよね」って普通に話してたけど、その子はそういうのができないんだなって思ったんですよ。やっぱり社会の目を気にしてるんだなって感じましたね。

そうですよね。大地君の経験もそうで、精神疾患を持ってる当事者自身のそのセルフスティグマによって、社会は私たちのことを偏見や差別で見ているに違いないという、そのスティグマがあると思うんですよね。

要は思い込みってことですよね?

そうですね。私の経験としても、サラリーマンをしていて、病気のことを話したら、社会生活、サラリーマンとしての生活が、危ぶまれるというようなことを思っていたんですけれども、実際にちょっと調子が悪くなった時に打ち明けて、案外あっさりとそういう病気持ってるんだねっていうことで理解してもらえたっていうところで、自分はセルフスティグマが強かったんだなっていうことを思い知らされました。

なんかあれですよね、友達とか自分に近しい人って、病気をもっているかどうかよりも、意外とその人自身ががどうかで意外と判断してくれると思ってて。

うんうん

仲いい友達とかだったら、病気のことむしろ打ち明けて、例えば、自分メンタルの病気でさ、もうメンタルのことに関してだったら結構いろんなこと知ってるから、もし社会に出て上司にパワハラされたりとか、なんか会社に溶け込めなかったりとかして、精神の病気になっちゃった時は、僕に相談しなよって言ってあげれるような立場になるっていうのもすごく大事だと思ってて。
そうやって言うためには、やっぱりその社会から偏見を持たれているっていう意識をなくして、みんなに打ち明けてみてとかっていうのをやんなきゃいけないと思うんですよね。

はい。私が思っているのは、さっき大地君が仰っていた
社会の偏見とか差別って、意外と何者かわからないものへの偏見っていうものが多いと思ってるんですよね。

そうですね。確かにそれは僕も思います。

なので、そういった中で、社会と言ってもいろんな形の社会がありますから、学校での社会であったり、会社での社会であったり。
そんな中で、自分という人間をこう知ってもらっている関係性があれば、その関係性を土台として、こういう病気を持っているんだよって打ち明けることで、その社会において偏見や差別的なことは起こりにくいんじゃないかなって。

僕もそれすごく正しいと思います! なんか人って意外とその障害を持っているかどうかで判断しないんですよね。
同じことになっちゃって申し訳ないんですけど、その人自身がどうかで判断するんですよ。
だから、僕なんて大学で精神の病気なんだってことを打ち明けてたんですけど、なんか、その大学で精神の病気を持ってるからやばいって言われたこと、やっぱ1回もなくて。

はいはい。

確かに大学生なのに街で喧嘩をしている人がいたりして、そういう友達のことを「やばい人」と言っている人はいましたが、精神疾患を持っているからといって「やばい人」と言っている人は、私が知る限りいませんでした。看護学部じゃない友達も全然普通に接してくれていましたし、普通に遊びに誘ってもらえていました!

精神疾患の有無に関係なく、人は意外と他人のことを気にしていないのではないかなって、今になって思います。もちろん、偏見を持っている人もいるとは思いますが、私自身は普通に友達と遊び、家に泊まりに来ることもありました。社会から偏見を持たれていると感じていたこともありましたが、それを過度に気にしすぎると、それ自体が一種の偏見になってしまうのではないかとも思います。

今の大地くんの話を聞いて、もしかしたら中には大地くんが看護学部があったからでしょ? って思う人もいるかもしれないんですけど、私はそれは違うと思うんですよね。
そうでない場所でもそうだと思っていて。例えば報道で精神疾患を持った人が事件を起こしたと。
そういった時に人々はやっぱり精神疾患って危ないよねっていう偏見に行き着く可能性はありますと。
でもそれが自分の身の回りに関係性がある人に対して、もしね、私が会社でその精神疾患を持ってますって言った時に、周りの人たちっていうのは、私の人間性を分かってますから、そういう偏見の目で見ないでくれているんですよね。

それはすごくあると思います!(*^^)v

やっぱり、精神疾患を持ってる人全員が素晴らしい人だなんてことは言わないですけど、なんか精神疾患を持ってるからダメなんだとか、精神疾患を持ってるから社会からこう見られるんだとか、そういう考えになるのは「ちょっと待った」したいです。

そうですね、なかなか精神疾患になったことで、コミュニケーションがうまく取れないなんてことがあると思うんですよね。
で、そうなった時に、孤立してしまって孤独を感じた時に、周りの世界が自分をどう見てるかっていうことに、すごく恐怖を感じてしまう人っていると思うんですよ。
ただ、そういう恐怖に立ち向かうというか、そういう恐怖と向き合うためには、やっぱり自分の中にある障害っていうことに対するスティグマを一旦は崩し去って、そして社会として自分のつながりを持てるところから、一歩出てほしいですね。自分の繋がりを持てる社会において、自分のセルフスティグマに気づき、案外そんなこともないよっていうように思ってほしいというか。

やっぱ1歩踏み出す勇気って大事ですよね!
精神疾患に関わらず、人って生きている中でその1歩踏み出す勇気があるかどうかって、めっちゃ大事だと思うんですよ。
例えば、学校だったら、部活やってて、試合に出たときの緊張感ってやっぱあるけど、その試合に出るためにも、ここで自分は頑張りたいと思う1歩踏み出す勇気があったりとか、会社に入ったりだとかしたらやっぱプレゼンしたりとか、あと、会社に入る時の面接で1歩踏み出す勇気があったりとか。
なんかそういう勇気を出すっていうこと自体を、人ってずっとし続けないといけない生き物だと思ってて。
そのうちの1つとして、精神疾患を持ってることを友達や自分の職場の人とかに打ち明けてみる勇気。
これはなんか大事なことなんじゃないかなっていう風には思いました。

そうですね。入学式でね、知らない子に話しかける勇気とかね!

そういう1歩踏み出す勇気を大切にしてほしいというのと、その前段階としての自分の固定観念、自分の中にあるセルフスティグマをに打ち勝ってほしいというかね。

そうですね。ほんとに、ころたんさんの言う通りだと思いました!

はい。それで、社会が、そして当事者が、より過ごしやすい、生活しやすい環境になることを僕は祈ってます!

そうですね! こういう感じで、今回は終わりたいと思います!

ありがとうございました!

ありがとうございました!!
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