こんにちは!統失サラリーマンのころたんです!(^^)!
先日の心のバリアフリー研究会総会二日目のレポートをお届けします!!
二日目の研究会では、改めて「心理教育」の大切さを強く感じました。
自分の病気や障害について正しく理解することは、簡単なことではありません。ときにその現実を直視するのは苦しさを伴います。
それでも、「自分はこういう特徴がある。でも、なんとかやっていけるかもしれない」と思えることが、前に進む力になるのだと思います。
心理教育は、ただ知識を得るものではなく、自分を受け入れ、自分に優しくなっていくための大切なステップだと実感しました。
また、ピアサポートについても、さまざまな立場からのお話を聞くことができて、とても勉強になりました。
行政の立場で研修を提供している方のお話や、実際にピアサポート研修を受けた当事者の声、どちらも貴重で、それぞれの思いや課題が伝わってきました。
ピアサポートの形もいろいろあることを知りました。無償での活動、有償での関わり、そして福祉サービスに雇用される形もあるとのこと。研修を通じて就労に結びつく道があることを知り、深く考えさせられました。
その中で、「ピアサポートの専門性」という言葉には少し違和感を覚えました。
もちろん、経験を伝える中にも学びや磨かれる力があるとは思いますが、経験を積むことで、かえって“当事者性”が遠のいてしまうこともあるかもしれない。
だからこそ、ピアとして活動するうえで「自分も当事者である」という感覚を忘れずにいたいと思いました。自分の声を通して誰かに寄り添うことの意味を、丁寧に見つめていきたいです。
午後は、増川ねてるさんのワールドカフェに参加しました。
テーマは
「次の10年、どんな社会になっていたらいいか」。
ある方が「障害者という概念がなくなっていたらいい」と話されていました。
その一方で私は、「誰もが自分の“手帳”を持っているような時代になったらいいな」と思いました。
それは、違いをなくすのではなく、違いを見つめ、支え合うことができる社会の姿です。
「私はこういうサポートがあると助かるよ」
「私はこういうときに困るんだ」
そんなやりとりが自然にできる社会になったらいいなと、心から願いました。
そして最後のシンポジウムでは、障害者雇用についてのお話を3人の方がされていました。
どの話にも共通していたのは、「雇用主と当事者がきちんと対話し、理解し合うことが大切」というメッセージです。
できることと、できないこと。その両方を率直に共有し合うことができれば、お互いにとってより良い関係が築けると思います。
誰もが自分の持ち味を生かせる場所が、きっとどこかにある。そう思わせてくれるような、希望にあふれた時間でした。
たくさんの声に触れながら、私は改めて「人と人とのつながり」や「言葉を交わすことの力」を信じたくなりました。
こころのバリアフリーは、きっと一人ひとりの心の中から始まるもの。
私も、これからもその一歩を大切に踏み出していきたいと思いました!!
今日も忘れずにお薬飲んでまったり頑張ります(*^^)v
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