統合失調症に詳しくなろう!!

統合失調症について

こんにちは! 統合失調症歴11年の大地です!

今回は統合失調症について詳しくなっておくと便利かなと思って、統合失調症に関する豆知識を書いてみました。

①統合失調症は遺伝しますか?
遺伝が影響している場合もそうでない場合もあります。一般的に統合失調症にかかる確率は、100~120人に1人くらいですが、親族に統合失調症と診断された人がいる場合の発病率はやや高くなっています。例として、両親や兄弟の誰か一人がこの病気になったことがあるとすれば、あなたがこの病気になる確率は10%程度と言われています。つまり、自分が親という立場で子どもを産んだ場合に、『10人産んでその内の1人しか遺伝による統合失調症の発病はしないと言われている』という事です。
このことから、確かに遺伝による統合失調症の発病はあるけど、それ以上に後天的に与えられた環境によるものが大きいという事が分かります。

②育て方が悪かったのでしょうか?
統合失調症は様々な要因が複雑に絡み合って発病する病気だと言われています。その為、一概に育て方が問題だとは言えないのが事実としてあります。育てが悪かったことが影響して統合失調症を発病している人もいますが、『親に殴られてあざだらけになりながら生活していた』『他の友達がゲームをしている中自分だけゲームをさせてもらえなくて、友達との会話ができない状況になってしまった』『勉強しろと言って殴られて、勉強していてもその場でいきなり殴られる』『他の兄弟にはお小遣いをあげているけど、自分だけ貰えなかった』『親が思ったことと同じことをやらないと殴られる』など、他にもまだまだありましたが、この全てを幼少期の頃から親からされていた。つまり、親から虐待されて育った人で統合失調症を発病した人は1人だけ話したことがあります。1つ当てはまったとかではなく全てを幼少期の頃からされていた人が、です。
何が言いたいかというと、自分が虐待していないのであれば、育て方が悪かったということは無いので、環境によるものが要因な可能性が高いという事ですので、育て方で悩まなくて大丈夫です。
だたし、ここから凄く重要なのですが、発病後の経過には家族の関与が大きく影響しているという研究報告があります。よりよく病気を回復させるために、また再燃・再発を防ぐためには、家族の協力と適切な対応が重要なのです。

ご家族の方は、遺伝したのかもとか、育て方が悪かったのかもとかで悩むより、統合失調症を発病してしまったという事実を受け止めて、そこで悩んで止まらずにしっかりと前を向いて、適切な対応をすることが、当事者の為になる事なのかなと考えました。

一緒に闘病生活頑張ろうぜ!!今日も頑張ってお薬飲みます!皆さんも一緒に頑張りましょう(≧▽≦)/

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