こんにちは! 統合失調症歴11年の大地です!
ころたんさんがいつも言っているセルフスティグマ。これと差別について、関連性があるなって思ったので、僕もセルフスティグマについて記事にしてみました。
そもそもセルフスティグマとは何か、調べてみました。
セルフスティグマとは、個人が自身が抱える疾患や障害について、周囲から偏見や差別を受けていると認識し、結果として自己を否定的に評価したり、自尊心を低下させたりする状態を指します。例えば、病名や障害を恥ずかしいと感じたり、治療をためらったり、周囲に症状を隠したりするなどの行動が挙げられます。
では、何となく知っているような気がしている差別という言葉。これも調べてみました。
差別とはどういうことなのか。差別とは、人をマイナスイメージで判断してその人を社会の中で不当に扱ってしまうこと。 つまり、自分と同等だと認めていないことによって起こります。
差別って良くないですよね。これは誰でも分かるし、誰もが知っていることです。ただ、セルフスティグマによって、当事者本人が気づかないうちに自分自身を差別の対象にしてしまっている人がいると感じています。
差別というのは、他人にすることが良くないのではなく、自分にすることも良くないんですよ。
ここで、精神疾患を持って人との関りが不安になってしまう人がいるので、その事についての話をしようと思うのですが、精神疾患を持つことで周りから障害があると思われると、周りの人が自分に対する態度を変えてしまうんじゃないか。
精神疾患を発病した当初はそう考える人もいますが、それはセルフスティグマの表れの可能性が高いです。もし、精神疾患を持っていることを友達に話して、バカにされたり、今までとは違う見下すような態度に変えられたりしたら、そういう友達とは縁を切ってしまっていいです。
自分自身がしっかり前を向けるようになるために、僕の実際に会った出来事を話そうと思うのですが、バカにされているのか、イジられているのかの違いは分かるようになっておくと良いと思います!!
僕の場合、知り合いに幻聴が聞こえてくるという話をしたら、僕の大好きなカードゲームのアニメに例えて、「『もう一人の僕』みたいじゃん!!」とイジってくれました(笑
その言葉は、僕が大好きなカードゲームの主人公みたいだねとか、君が精神疾患を持っていても僕はきにしない。という意味になるので、イジってくれた言葉を愛のあるイジりだと思っていて、めちゃくちゃ嬉しかったです!!
そもそも、イジられるという事についてなのですが、自分がイジられると周りが笑ってくれるのその時間は自分がその時間の主人公になります!
イジられることのメリットとして、その時間は僕の反応でみんなが楽しい場になること。その知り合いの人がイジってくれたおかげで、みんなを楽しませられたという事実が生まれること。僕が面白い人だという印象を与えられること。など、色々な事実が生まれます!!
つまり、イジられた事で自分の印象が良くなるんですよ!!
こういう友達からのイジりを悪口だと捉えてしまったら、セルフスティグマがあるのかもしれませんし、自分に対する差別・精神疾患に対する差別がある可能性が高いのかなと考えています。
もちろん、バカとか、ブスとか、キモいとか、直接的な悪口でイジってきたら、それはイジりではなく悪口なので、その友達と関わるのはやめましょう。多分その悪口を言った人も自分で気がついていないだけで、何かしら相手の気持ちが考えられなくなるような精神疾患を持っている可能性が高いです。
距離を取らないといけない人は遅かれ早かれ距離を取った方が良いですので、距離を取らないといけない人だと分かるきっかけが出来たと思うことも大事なことです。
これまでは、相手にされてうれしかった出来事を話しましたが、今度は、神疾患を発病して、一番相手の反応がキツいなと感じた事について話します。
それが、病気のことに配慮しないといけないから、僕の気持ちを一番に考えて、僕には気を使わないといけないという反応をされた時でした。
僕は気を使わせたくないと思う気持ちが強かったです。この出来事については、確かに僕はキツかったです、キツかったのですが、この出来事に関して今も自信を持って言えることがあります。
それが、この配慮しないといけないという気持ちになっている人って、絶対に差別をしている訳じゃないという事です。その人も「体調不良の時は絶対に無理しないでね」と言ってくれたし、絶対に差別じゃないと思うんですよ。その人なりに配慮しようとしている行動の表れだと思っています。
最後に
僕の統合失調症繋がりの友達が実際に自分の友達に対して言っていることがあります。
それが、「俺、今メンタルの病気でさ、メンタルの病気に対して詳しくなってるんだよね。だから、もし会社で何かあってメンタルの病気になったり、誰かがメンタルの病気になって助けてあげたいと思ったりしたら、俺に相談してね!!」という言葉です。
この僕の友達は実際に自分の友達が鬱になった時に相談を受けたんだとか。
こういう言い方で誰かに言うことって、凄くいいことだと思っていて、自分の為にも友達の為にもなることだと思うんです。もし、友達に精神疾患を持ってしまったことを打ち明けたいと思っていたら、こういう言い方も凄く参考になるんじゃないかなと感じました。
精神疾患に関する捉え方は人それぞれ違うのですが、少なくとも自分で自分のことを差別する事をやめられると、今後の人生も変わってくるのかなと思いました!!(*’▽’)/
一緒に闘病生活頑張ろうぜ!!
今日も頑張ってお薬飲みます! 皆さんも一緒に頑張りましょう(≧▽≦)/
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