入院中役に立ったプログラム(^o^)/

統合失調症について

こんにちは。ころたんです。

辛かった入院生活ですが、その後に役に立つ院内プログラムが充実した病院だったことはとても有り難かったです。私が受けたと記憶しているのは、当事者教育、OT(作業療法)、WRAP(元気回復行動プラン)、SST(社会生活技能訓練)です。それぞれどんなものか、何に良かったかを紹介していきまっす・ω・

  • 当事者教育
    私の主治医は私に、「あなたの病気は統合失調症です。」とはっきり病名を告知しました。精神疾患の知識のない私にはピンとは来ませんでしたが、その後の、「完治はしません。長く付き合っていくものです。けれど絶対良くなるし、学校にも戻れるし働くことも出来ます。」という言葉が、ずっと私を支えてきてくれました。このエピソードを初め、私の入院した病院は、当事者に自分の病気を知ろうという方針だったのかなと思います。プログラムでは統合失調症の経過から、お薬の作用、副作用など、多岐にわたる教育を受けることが出来ました。これのお陰で私は全くの暗闇な状態には陥ることなく、リカバリーの道をスタートすることが出来たかなと思っています。
  • OT(作業療法)
    OTとはリハビリの一環として作業を通じて生活の質を向上させるプログラムです。PC教室や革細工教室に出席しました。このプログラムが良かったのは陰性症状によって意欲が低下してた私に、参加を強制することなく、好きな教室を選択させてくれたとこです。発症後に主体的に選択が出来たのはこの機会が初めてだったのかな。なんて思います。特に革細工教室がとっても良かったです。感情を失っていた私に、自分の作品を作り上げたときの達成感を感じさせてくれました。また、母のために印鑑ケースを作るということを通じて、誰かのためになにかすると、頑張れるということに気づかせてもらえました。
  • WRAP(元気回復行動プラン)
    WRAPとは自分自身の元気を保つための計画を立てるプログラムです。数回しか参加出来ませんでしたが、自分で自分の調子を整えることが大切なんだと学ぶことが出来たのが良かったです。元気に役立つ道具箱と言って、具合が悪くなったときに、自力でそこから回復するための道具をみんなで考えておこうというワークを行ったことを覚えています。
  • SST(社会生活技能訓練)
    SSTとは人とコミュニケーションを取るための練習をするプログラムです。私は統合失調症を発症してから、症状によってなんともいえない居心地の悪さを人とのコミュニケーションに感じるようになってしまってしまいました。また、言葉が口から出ない症状もあったりして、コミュニケーションに苦手意識を持つようになってました。そんな中、SSTで具体的な場面を想定したロールプレイをすることは、コミュニケーションのとても良い練習になりました。

意欲の低下の症状がある中でこれらのプログラムに主体的に臨むのは簡単なことではありませんでした(´・ω・`)でも、よくなりたいという思いが私を突き動かしてくれたのかなと思います。また、プログラムを提供してくれる人たちの温かさが私の心の傷に染み渡って、癒やしてくれる感覚もありました。支援をうまく利用するというのは、そうした温かさを素直に感じ感謝することなのかもと思いました。

現在入院中の方やそのご家族の方には、こうした支援プログラムがあることを知って頂き、興味があるものがあれば探してみてください。1人で回復の道を進むよりも支援をうまく利用しながら、支えてもらいながら復活することを目指していただきたいなと思いました(*^^*)

今日はここまで♪

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