シルバーリボンジャパンの活動の1月9日に実施した東京工科大学作業療法学専攻の学生への授業について

シルバーリボン関連

こんにちは! 統合失調症歴10年の大地です!

今回はシルバーリボンジャパンの副代表の森野民子さんに、東京工科大学作業療法学専攻の学生さんへの授業について聞いてみました!

シルバーリボンジャパンの活動として、中学・高校・大学などに行って授業をするというものがあります。その内の1つとして東京工科大学作業療法学専攻の学生さんへの授業というものがありました。

そこで森野民子さんに、学生さんに対して行った授業の感想について聞いたみました。

質問① 東京工科大学作業療法学専攻の学生さんに授業する前はどんな気持ちでしたか?

森野さん 作業療法士は、精神疾患の人たちに関わることも多くなる仕事だと思ったので、しっかり勉強して私のような偏見を持たずに仕事をしてくれればいいなって思っていました。

森野民子さんはこう言っていて、そもそも作業療法士とは、身体や精神に障害のある人が日常生活や社会生活に復帰できるように、作業活動を通じて機能の回復を図る専門職です。身体障害者への偏見は無くても、精神疾患を持っている人への偏見があったら困りますよね。学生の内に偏見をなくしておかないと、社会に出てからなくすことって難しいと思うので、こういった機会があるのは凄く大切なことだと思いました。

質問② 「私のような偏見を持たずに仕事をしてくれればいいなって思いました」と、おっしゃられましたが、具体的にどのような偏見があったのですか?

森野さん 田舎に住んでいたので、中高校生になると、近所の方の噂話で、〇〇さんが××病院(精神科病院)に入院したってよ!のように話しているのを聞いて、イメージが悪くなってしまっていたのと、数十年前に看護学校で実習に行った時に、何十年も入院している人がいて、話しかけることもしないように言われ、妄想の世界に入り込んでしまい、もう現実の世界では話ができなくなるのではないか、治らないんじゃないかっていう怖いイメージがありました。しかし、実際に沢山の統合失調症の方と出会い、昔のイメージは払拭されて、自分となにも変わらない1人の人間なんだって思いました。

質問③ 実際にどのような授業をしましたか?

森野さん 今回は「家族支援」がテーマで、家族の立場でどんな大変さがあったのかを聞きたいとのことだったので、まずは大地が発病してどのような気持ちだったのか、病院受診や入院の時はどのようなきもちだったのか、また、どのような対応をしたのかなど、時系列で話しました。特に、病院で医療スタッフさんと関わった中で支援してほしかったことも伝えました。
また私が看護師として不勉強だったためにスティグマが強かったこともあり、何をポイントに勉強してほしいかを伝えました。「家族の立場」×「不勉強だった看護師」という背景を生かせたらなと思っています。

質問④ 授業をやってみて、学生さんたちの反応はどうでしたか?

森野さん 授業の感想が書かれたレポートをいただきました。皆さん「考えさせられることが多く学びになりました。」と、授業を受けてよかったという感想が多くて凄く嬉しかったです。

ありがとうございました!

学生さんたちの意見に関して、詳しくはこちらに書いてあります!

【講演報告】東京工科大学作業療法学専攻の学生への授業
シルバーリボンは、脳や心に起因する疾患(障がい)およびメンタルヘルスへの理解を促進することを目的とした運動のシンボルです。

また機会があったらぜひお願いします!!

今日も頑張ってお薬飲みます! 皆さんも一緒に頑張りましょう(≧▽≦)/

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